SIDE：オルドリン｜コードギアス双貌のオズ

　白熱するグリンダ騎士団とファイアーボールズによる記念試合。同じ孤児院で姉のように接してきたファイアーボールズのサンドラは、プレイを通してソキアを自分のチームに戻そうとするが、ソキアの気持ちはグリンダ騎士団に傾いていた。
　そんな折、反皇族を掲げるテロリスト組織、タレイランが観覧に来ていた皇族を狙って活動を開始。試合に参加していたマリーベルも襲われるが、オルドリンによって難を逃れる。しかし、競技用と戦闘用のナイトメアの戦闘力には格段の差があり・・・。

　反皇帝派のブリタニア人テロリストグループ、『タレイラン・トルドレン』によって占拠されたスタジアム。ゼットランドとサザーランド・アイを受領したレオンハルトとティンクは、これを用いて状況の打破に乗り出す。
　一方、スタジアムでもオルドリンを始めとするメンバーがテロリストの排除に動き始める。マリーベルはその手助けとして囮となるため、会場に展示されていたランスロット・トライアルのもとへと向かった。

　占拠されたスタジアムを開放すべく、展示されていたランスロット・トライアルを用いたマリーベルを筆頭にテロリスト排除に乗り出したオルドリンたちだったが、戦力差に徐々に追い詰められていく。そこに、ゼットランドとサザーランド・アイの連携による作戦を開始したレオンハルトとティンクが出撃。ついにソキアの元にサザーランド・アイが届けられた。

　皇族の命を狙うタレイラン・チルドレンの急襲により戦火にさらされたハレースタジアム。窮地に立たされたオルドリンたちのもとにレオンハルトとティンクが駆け付け、状況は一変する。形成を逆転され自爆の道を選ぼうとするタレイラン・チルドレンを説得し、事件を収拾するオルドリンだったが、テロの首謀者アレクセイにギアスユーザーの黒い影が伸びるのだった。

　第２皇子シュナイゼルの護衛で中華連邦に赴く任務を与えられ、出立の前に母の墓参りに訪れたオルドリン。ところがオルドリンよりも前に誰か来たらしく墓前に美しいピンクのカンパニュラが供えられていた。お家騒動のあったジヴォン家の元当主に花を添える人間など誰がいるのだろう、そう首を捻るオルドリンの前に仮面の男ウィザードが姿を現す。
「剣を捨てろ、オルドリン・ジヴォン。お前は戦うべき人間ではない。」
　そう言い放つウィザードに対し、オルドリンが返す言葉は・・・。

　中華連邦領内、香港のブリタニア軍駐留基地でのミッションを終えたオルフェウス。今回、オルフェウスには、ほぼ同時に３つのミッションが依頼された。一つは今終えた香港でのブリタニア基地破壊ミッション。次は、エリア１１で新型爆弾（＝フレイヤ）の調査。もう一つは中華連邦での第２皇子シュナイゼル・エル・ブリタニアの暗殺ミッション。今後のミッションを控えたオルフェスはチームメイトたちと言葉を交わし、旅立つのだった。

　「黒の騎士団」という巨大なテログループが組織された国と人々を自分の目で確かめるため、お忍びでエリア11を視察するマリーベル。ゲットーでの視察を終え休んでいたところを突如現れた「黒の騎士団」を名乗る男たちに囲まれる。危機を察知したオルドリンは、マリーベルを逃がそうとするが、一般の名誉ブリタニア人に阻まれ、マリーベルを攫われてしまう。「黒の騎士団」からマリーベルを救い出したのは・・・。

　「黒の騎士団」を名乗る男たちに攫われてしまったマリーベルの救出に向かおうとするオルドリンたちだったが、名誉ブリタニア人であるはずのイレヴンに行く手を阻まれてしまう。窮地に陥ったマリーベルを助けたのは、オルフェウスだった。オルドリンたちが駆け付けると、そこには、気絶して倒れている男たちと呆然と立ち尽くすマリーベルの姿があった。

　視察の一環でアッシュフォード学園に訪れたオルドリンらグリンダ騎士団は、生徒会長のミレイの計らいで、学園１日体験イベントに参加することになった。穏やかな時間を過ごすオルドリンらだったが、その裏では黒の騎士団の残党が行動を開始していた。一方で新型爆弾の調査を行っていたオルフェウスは、学園の地下に何者かを監視するための設備を発見。そこで学園の異変をいち早く察知したオルフェウスもまた行動に出る。

　マリーベルらが視察に訪れていたアッシュフォード学園が「黒の騎士団」を名乗るテロリストによって占拠されてしまう。学生たちとともに人質にされてしまったオルドリンらグリンダ騎士団は、テロリストを制圧するために一計を講じるが決め手に欠けていた。そんな時、テロリストのナイトメアを奪取したオルフェウスが現れ、グリンダ騎士団に協力を申し出る。